実際にもらってきてつけてみた体験談も!
最近街中でよく見かけるようになった「ヘルプマーク」。
しかしネット上では暴言や嫌がらせを受けたり悪用されるなど(ほんの一部でしょうが)当時はマイナスなイメージが強かったのです。
最近ではマークが♡だからでしょうか「かわいい」と言ってネットで売買されているとも…。
更に某アーティスト(私もファンだったのに)が酷似したグッズを作ってしまったりと問題にもなりました。
正直、いいイメージがなく先延ばしに。
しかしADHDから来るパニック発作により一時期、病院までのわずか数分の徒歩や電車やバスなんてもってのほか乗れる状態ではなく、

もしここでうずくまっちゃったらどうしよう!
と冷や汗をかいたこともあり、やっぱりヘルプマーク必要かな・・・と真剣に持つことを考え始めたのでした。
この記事では
- どこでヘルプマークがもらえるのか
- そもそもヘルプマークとはなに?
- どんな人が持つものなのか
- みんなどこにどうやってつけてる?
- 実はあったお役立ちグッズ
について紹介していきます。
どこで配布しているんだろう?


丁度役所に障害者手帳に関する更新手続きがあり、そのまま障害福祉の窓口で



「ヘルプマークってどこでもらえるのでしょう?」
と聞いたら「ちょっと待っててください」と待たされた後あっさりもらえてしまいまいました。
これでは参考にならないのでさらに調べてみました。
自治体によって様々ではありますが一番確かなのは役所の障害を取り扱う窓口、福祉施設あたりに尋ねるのが一番間違いはありませんね。
その他に私の住む地域では駅や一部病院でも配布していることがわかりました。
私の様に何かの手続きの際に役所でたずねてみる、電話で問い合わせてみる、ホームページを見て参考にする事が確実です。



障害者手帳を持っていないともらえないのかな?
ちなみ障害者手帳を持っていない人でももらえますが、
悪用を避けるため住所や氏名を聞かれることはあるようです。
ヘルプマークとは目に見えない障害を知らせるチャーム


最近ではバスや電車でも「このマークを見かけたら協力をお願いします」
とポスターがはってあるのを目にします。
ヘルプマークの対象者は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていて、配布を希望する方々です。
引用元:助け合いのしるし ヘルプマーク | ヘルプマークとは (tokyo.lg.jp)




簡単に言えば見た目にはわからない障害を持つ人が「援助や配慮を必要とします」と周囲に知らせるために付けています。



内部障害とはなんだろう?
難病とはどんな症状が対象なの?
と思う人もいると思います。
基本的にはどのような障害、病気という対象はありません。
参考までにヘルプマークを持つ人の障害を一覧にしてみました。
目に見えない身体障害
- 視覚障害
- 聴覚障害
- 内部障害(心臓機能、腎臓機能、呼吸器機能、直腸機能、小腸機能、免疫不全、肝臓機能の障害等)
- ペースメーカーやチップを埋め込んでいる
- 義手、義足を装着している
- 人工関節を入れている
精神障害、知的障害
- 精神疾患を抱えている(うつ、双極性障害、適応障害、不安障害など)
- 発達障害
- 知的障害
- てんかんがある人
- 言語障害 (失語症など)
- 認知症
私のようなパニック障害や不安障害、発達障害、自閉症など見た目にはわからないような精神障害がある人でももちろん持つことができます。
もし街中でヘルプマークをつけている人を見かけた際には主に次のようなパターンで、周囲は気を配る必要があります。
- バスや電車で席を譲る
- 困ってたら声掛けをする
- 災害時に手助けをする
- 緊急時はヘルプマークをみて連絡先を把握する
急にパニックになってうずくまってもヘルプマークに「すぐに収まりますので救急車は不要です」など書いておけばいざという時にそれを見せる事で周囲も安心することができると思います。
伝えてほしい緊急連絡先や必要な薬・対処法がある病気や障害の人はその旨を書いておきましょう。
障害を持つ子供さんへ対処法や連絡先を書いて持たせるのもいいですね。
ヘルプマークお役立ちグッズ買ってみた


実際ヘルプマークには何を記入していいか悩みますよね。
そんな時に見つけたのがこのステッカーでした。


防水で貼れるステッカータイプが販売されている!
少々値段がするように感じましたが、厚みもありしっかりした作りでした。ツヤの無い防水ステッカーです。



他にも様々な障害や記入式・マークのみなどバリエーションがありました!防水なのがうれしい。
キーホルダーやパスケースにしている人が多い
付けている人を見るとキーホルダーに付け替えたり、パスケースに入れている人も見かけました。もちろんそのまま使う人もいます。


もらった時についている同じシリコン製のストラップはこのような作りになっています。


万が一外れてもすぐには落ちてしまわないような仕組みなので無くすことは少ないように思います。かなりしっかりとした作りになっているので安心です。
しかしそのまま使用していると汚れは避けられません。私はもらった時のままだと汚れるのが嫌だったので、小銭入れ付きのパスケースを購入し薬と一緒に持ち歩くことにしました。
















もちろんすぐに見てわかるようにそのまま使う人もいます。
その人の緊急度によって使いやすくわかりやすいよう工夫します。
ヘルプマークは市販もされています
2022年でヘルプマークが誕生してから10年経ちました。今は毎日見かけないことが無いくらい持つ人も増えたなと感じます。しかし持たない側はどうでしょうか。まだまだこのマークについて知らない人も多いかもしれません。今後更に理解が深まってくれることを願います。
ヘルプマークは市販されているものもあり使用には問題ありません




コメント